名前:竈門炭治郎
入隊してから44日経過
君の剣術は凄かった!
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目の前には色白を通り越して気味の悪さを覚える程の白い肌。
(
とうとう追いつかれてしまった)
異形の存在にのしかかられ今この瞬間にも殺されてしまうかもしれないというのに私の頭は妙に冴えていた。
ここまでくればきっと親は大丈夫だ。それなら当初の目的は果たせる。
舌なめずりをしながらこちらを品定めするような下品な視線を投げかけてくる存在に強い嫌悪感を抱きながらその時を待っていた……はずだった。
「よく持ちこたえた」
義勇邂逅3