本音と建前が逆になっておられますよ、〇〇さん。
……今のは私の胸の内に秘めておくので、ご安心を。


しのぶさんに頭を撫でられた小さな炭治郎は幸せそうにしていたが、直ぐに私の肩上に戻ってきて擦りついてくる。

鬼がいない世界で、今回の出来事が生じていたら良かったんですけど……。
そういう世界でこんな力を持っていたら毎日楽しいでしょうね。


にゃあ?と鳴いた炭治郎にしのぶは何でもないですよ。と曖昧な笑顔で返す。
……鬼の居ない世界、かあ。

そんな世界だったら、こうなった義勇さんの姿も見てみたかったですねぇ※本当にオマケ
私もこの血鬼術を身につけたかった(知能を低下させるとは、なんて恐ろしい血鬼術なんだ…)