蝶屋敷へ炭治郎を送り届け、去り際に暫く禰豆子を頼む!!と箱ごと渡されてしまった。
それなりに打ち解けられていたはずなので、外光が差し込まないのを確認してから箱に手をかける。

(禰豆子ちゃんおいでー。炭治郎の手当てが終わるまで、二人で待っていようか)

う〜!

四つん這いになった状態で出てきた禰豆子ちゃんは頷きながら抱き着いてくる。
すっかり懐かれてしまったなぁと思いながら何をしようかと思案し、綺麗な髪をしているのだから少し弄ってみようという事になった。

禰豆子と遊びながら待つ