そんな息を切らして走ってこなくても、俺は逃げたりしないぞ?
(炭治郎を守ってくれますようにって思いながら作った御守り)
〇〇の手作りなのか!?本当に嬉しいよ、ありがとう!!
藤の花の香りがする……中に入ってるのかな。


御守りを鼻の前で揺らした炭治郎は大切そうに懐へ御守りをしまいこむと、反対側から何かを取り出した。

炭治郎に渡す