(酷い怪我を負い、数日意識を失っていた炭治郎が目を覚ましたとの連絡を受けた。
はやる気持ちを抑え、彼の部屋に駆け込むとそれなりに血色の戻った炭治郎がそこに居た)

心配を掛けて……わっ!

(炭治郎の手を取るとじんわり暖かい。
その暖かさに私の中にあった何かが氷解し、涙となってベッドのシーツを濡らした)

人には…っ、無理しないでくれって、言うくせにぃ…!(ぐすっ)
泣きだす