〇〇!!

義勇さんの叫び声に我に返ると足場──橋が真っ二つに裂け、その下から恐ろしく白い腕……鬼が湧き出てくる。
チッと舌打ちをしながら崩れゆく橋の欠片が私に降り注ぐのを薄目を開いて見つめていた。

橋を持つ2
橋を持つ義勇さん