これくらい別段、どうってこと……。

(言い訳は聞きません!先に頬の傷に軟膏を塗るからしゃがんで)

はあ……。一度こうなったら、〇〇は梃子でも動かないからな。
分かった、それじゃあ頼む。


(目を伏せた炭治郎の顔に薄く軟膏を塗っていく。
そういえばさっき、鬼から左肩から切り裂くような攻撃を受けていたような……?

炭治郎、終わったよ)

〇〇ありがとう。それじゃあ先に……。

(駄目。肩の部分まだ手当て出来てないから、脱いで)

帰ったらちゃんと手当てしてもらうから!ほら、行こう!!
(半ば強引に手を掴まれた)

…ダメです。切り傷は菌が入って熱出す場合もあるんだよ!
手当てする