(義勇さーん!お手紙!預かってきましたー!!)

俺は今から屋敷を空ける。文はその辺りに置いておけ。
顔すらあまり知らない者から好かれてもな……。


(今から見回りらしい義勇から竹刀を受け取り行ってらっしゃい!と見送る。
夕焼けに包まれた薄桃色の封筒をなるべく見ないようにして屋敷を後にした)
恋文預かった