名前:竈門炭治郎
入隊してから44日経過
君の剣術は凄かった!
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(狭い堂の隅で呑気に寝息を立てられるのは強者故の余裕か。
──いいや、〇〇に限ってそれはあり得まい)
起きろ、そろそろ立つぞ。
(手を伸ばすと同時に開眼する〇〇に起きていたのか、と声を掛ける)
いま行くよ、さ……びと……。
(微かに聞こえたのは間違うはずもない亡き友人の名。
呆然としているこちらをよそに覚醒した〇〇はおはようなんて言ってこれまた呑気に伸びをしているものだから、頭に手刀を入れておいた)
微睡みのなか