(一撃一撃が重く、上手く往なす事が叶わない。
流れをこちらに引き寄せなくては、という焦りから攻撃が単調になり炭治郎に当てるどころか掠ることすら難しくなってくる)

────取った!

(手から滑り落ちた木刀。
両手を上げ降参の意を示すと、尻餅をついていた私に手を差し伸べてくれた)

手が赤くなってるのはさっきのあれ……だよな?
一応力は抑えたつもりなんだけど、ごめん。


(勝利までの道のりは遠い)

気にしないで、とっても参考になったよ。付き合ってくれてありがとう!
勝敗は?