(炭治郎の行動には一切隙がない。
こういう場合は下手に攻撃を仕掛けず、行動の癖を見つける方が良いだろう)

暫く防戦一方で所作を見ているとこちらより派手に動き回っている炭治郎の呼吸が次第に荒くなり、粗が目立つようになってきた。

(……ここだ!)

木刀を首に当てると炭治郎はその場にへたり込んだ。

はあ……俺もまだまだだな。
途中から〇〇の方へ流れが変わっていってたし。
明日からもっと頑張らないと。


(勝利!)
勝敗は?