(伊之助親分ー!)

んな大声出さなくとも聞こえてる。
何の用だ。


(子分からの差し入れです、そろそろ小腹が空いてきたでしょ?)

お前のは?

(一つしかなかったの。私の事は気にしないで)

……今回だけだからな。

(親分と饅頭を半分こして食べながら、他愛ない話をした)

一緒に食べると美味しいね、親分
伊之私