きゃっ!あそこに見えるのは〇〇ちゃんね!
凄い偶然だわ!!



漸く一息つけた……。
縁側でお茶を啜っていると遠方から大胆な隊服を着た隊員が──。
いや待て、あんな隊服を着ているのは自分が知る限り一人しか居ない!
豊満な胸を揺らしながら駆けて来る恋柱様に「後生なので羽織を着て下さい!」と叫んだにも関わらず、勢いを殺さないまま飛び付かれた。

〇〇ちゃんの姿が見えたから、来ちゃった。

双丘に顔を挟まれながら出した声はくぐもっていて、とても言葉として認識出来ないものだった。
乳柱