〇〇の声に反応し、義勇はゆっくり振り向く。
かなりの時間探していたらしい〇〇は息も絶え絶えで見ているこちらまで息苦しくなってくる。
──いや、待て。

その隊服はどうした。

カナヲの隊服が可愛いので、無理を言って作って……わっ!

どう考えても丈がおかしいだろう。

走って来る時に見えていたモノを一秒も早く忘れようと、不純な隊服の上から自身の羽織を〇〇に被せた。

羽織を投げ返す
パンチラ