炭治郎、どうしたんだその襟巻き。

ああ、これか。
昨夜俺の好物と一緒に置いていってくれた子が居たみたいなんだ。


襟巻きに付着した香りを間違えるものか。
彼女がどういった意図でこれらを置いていったのかは分からないが、木枯らしが頬を掠めても首元と心はポカポカと暖かかく優しい気持ちで満たされていた。
ハッピークリスマス!