鼓膜に響いた琵琶の音に、童磨は目を見張る。
目の前にある圧倒的な威圧感と、その背に隠れるようにしてこちらを見つめる小さな影。

此度の呼び出しは俺のみで──!?

まだ喋っている最中なのに無惨の容赦のない一撃により童磨の頭部が消し飛び、ゆっくり再生していく。
無惨の後ろで肩を揺らし、笑いを堪えている〇〇の姿が先日のそれと重なる。

お前に‪も〇〇を笑わせられるという、能力があると昨日分かった。
光栄に思うといい。


〇〇ちゃんは随分無惨様に懐い……。

誰が口を開く事を許可した?
貴様は黙って頭部を消し飛ばされているだけで良い。


(特に理由のない酷な仕打ちが、童磨を襲う──!!)

これには思わず私ちゃんもにっこり(*´꒳`*)
ご機嫌無惨様と羅刹女