鎹鴉の脚に括り付けられていた小さな紙を開く。
童の失踪が相次いでいるらしく、それの調査が今回与えられた任務らしい。
壁に立てかけていた日輪刀を取り、開き戸に手をかける。鋭く尖った爪が視界に入ってきて、反射的に目を逸らした。

いってきます。
△任務が届く