名前:竈門炭治郎
入隊してから44日経過
君の剣術は凄かった!
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私が沢山殺すと無惨様は頭を優しく撫でて、賞賛の言葉を掛けて下さる。
──その姿が時折、誰かと重なる時がある。
これは私が人であった時の記憶だろうか?
聞いている者の心を落ち着かせる穏やかでいて、優しい声色。
顔色が優れないな。疲れたか?
(無惨様を見ていると……いえ、何もございません)
〇〇……僕の自慢の…………だ。
脳内に響く声を振り払うように何度も頭を振った。
(嗚呼…無惨様にお仕えできて幸せ…)