そっか、


…………僕も嫌じゃなかったよ。


じゃあ、えっと、この話はお終い。
僕はちょっと外で素振りでもしてくるね。

(師範はぎこちなく部屋を出ていった。)
嫌じゃないから、忘れたくないから困ってるんです…