名前:時透無一郎
倒した鬼の数11体
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(ぐい、と師範の胸を押して降りようとするけど、手応えはなく師範はバランスを崩すこともなかった。)
ほら、そんな力も入らないのにどうやって歩くの。
歩けたとしても、ふらついて転ぶかもしれないでしょ。
熱がない時にも転んでたんだから、尚更駄目だよ。
……僕に抱えられてるのが嫌なら、考えるけど。
い、いやじゃない、です、けど…その…重いし、恥ずかしくて…
じ、じぶんであるけます…!