・継子ちゃん
前世の記憶無し。
小さい頃からよく見る夢があるが、目が覚めると細かいことは忘れている。
甘露寺蜜璃は近所のお姉さんで、小さい頃から仲良くしてもらっていた。
前世では無一郎が死んだあの夜生き残ってしまい、死ぬまであの戦いのことを悔いていた。
・甘露寺蜜璃
前世の記憶有り。
しのぶとは学生時代再会し、お互い前世の記憶持ちとのことで交友を始める。
継子ちゃんと会わせたかったが、継子ちゃんが記憶を持ってない為迷っていた。(会うことで辛い記憶を思い出したら、とか)
しのぶちゃんや無一郎くんと会っても継子ちゃんの記憶が戻らなかったことに安堵する反面、どこかで残念に思っている。
『あんなに前世で頑張ったんだもの。今世では、皆幸せになれるわよね。』
・胡蝶しのぶ
前世の記憶有り。
蜜璃から継子ちゃんのことは聞いていたが、実際に記憶がない姿を見てショックを受けていた。
今ではカナヲ共々蜜璃さん含めて女子会する仲に。
前世の記憶はあるものの、自分にとっては怒りや後悔の多い記憶なので今世を大切にしている。
姉さんやカナヲ、大切な人達が理不尽に命を脅かされることもなく、自分の側で笑い合ってくれてることが何よりの幸せ。
『記憶があっても無くても、○○さんだということに変わりはありません。覚えてなくても、またこうして仲良く過ごせるならそれでいいじゃないですか。』
・カナヲ
前世の記憶有り。
またしのぶさんやカナエさんと過ごせることが幸せだけど、二人が死んだ記憶を持っている為、全部忘れてる継子ちゃんが羨ましくなったりする。幸せだった記憶も確かにあるけど、自分の師範を目の前で亡くした記憶なんて、悔しくて後悔してもしきれない記憶なんて、無くてもいいと思ってる。継子ちゃんも同じだから、きっと思い出したら自分と同じように悩むだろう。今楽しく過ごせてるのだから、このままでもいいんじゃないか。前世では師範の気持ちに本当の意味で寄り添えなかったことを知ってるから、今世では心から笑い合えたら……。
『思い出さなくていい記憶もある。……今、○○が心から笑えてるなら、それでいい。』
・宇髄
前世の記憶有り。
記憶はあるけど、今が幸せならいーじゃねーか。過去は関係ねぇ、幸せは自分で掴みとるもんだ。の精神で生きてる。
とは言うものの、無一郎のことも継子ちゃんのことも気にかけてくれており、困ったことがあるとしれっと声をかけてくれる。
『確かにあれも自分だけどよ。そんなこと気にして生きてたらつまんねーじゃねぇか。嫁さん達が笑ってて、他のやつらも笑ってればそれでいいんじゃねぇの。』
・無一郎
前世の記憶有り。
前世を思い出してから、ずっと継子ちゃんのことを探してた。
入学式で継子ちゃんを見かけて思わず腕を取っちゃったけど、自分のことが分からない継子ちゃんを見て目の前が真っ暗になった。
記憶がないなら自分が側にいない方が良いんじゃないかとか考えてるけど、今度は最後まで側に居たい気持ちもあって悩んでいる。
まさか皆記憶があって、甘露寺さんに至っては昔から継子ちゃんと交友があったなんて、入学後に知って驚いた。
記憶を思い出したら迷わずに僕の側にいてくれるのかなとか、自分は身を引いて、今度こそ普通の幸せを掴んでほしいという考えを行き来する日々。
継子ちゃんの前では普通の友達として振る舞えてると思ってる。
『○○は、今度こそ幸せになるべきなんだ。』
伊黒さんは情報待ち。蜜璃さんと幸せになってくれ。
(見なくてもいい細かすぎる人物設定)