(ダンッ!っと地面を蹴り上げ、無一郎に向かって垂直に突きを繰り出す)
(やった!! ……と思ったものの想像していた衝撃は来ず、バランスを崩し地面に落ちた)

(それが、離れた所にいる無一郎にいなされたのだと少し遅れて気が付いた)


……うん。足腰の動きも連動してきてるし、稽古はちゃんとしてるみたいだね。
○○は女の子だし僕よりも筋力は少ないけど、その分靱やかさがあるから、この速さにちゃんと力が乗るようになればもっといいんじゃないかな。




はい!…もう一度、お願いします!
(フウウ…)…いきます!「霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞」!