アオイ：あれ、●●さんの姿が見えませんが…帰ってきてたのでは？


しのぶ：●●君なら、ほらそこに居ますよ


アオイ：えっ…と、姿が見えないのですが

しのぶ：庭に竹筒が見えますね、あの下です


アオイ：はぁ……はぁ？！即身仏にでもなる気ですか！？

しのぶ：いえいえ、なんでも宇随さんのような忍者になりたいとかで土遁の術の修行らしいですよ。まぁどの程度意味があるのかは分かりませんが肺活量を鍛えることは出来るかもしれませんね。

アオイ：そ、そうですね…●●さんだから大丈夫だとは思いますが…中で死んじゃったりしませんよね？


しのぶ：大丈夫ですよ、耳を澄ましてください、鈴の音がするでしょ？アレは●●君が鳴らしているんです、なので鈴の音が聞こえているうちは生きていますよ。


アオイ：なるほど…(やっぱり即身仏じゃ…)


しのぶ：一応様子を見てみますか


(竹筒の穴に話しかけながら)

しのぶ：●●くーん、生きてますか？大丈夫ですか？…ふむふむ、全然余裕で大丈夫だそうです。


アオイ：そうですか、ならよかったです…それでは私は仕事に戻りますので失礼します。




しのぶ：●●君、聞こえてますね。私に妙な薬を盛るのは別に構いません…でもね、大切な妹たちを毒牙にかけることだけは絶対に許しませんから…

丸一日そこで反省してください、大丈夫…ちゃーんと明日には掘り起こしてあげますから…


(さて…本当に死なれても困るので見張ってないといけませんね、これ…けっこう私も辛いですね。)




宇随さんみたいになれば嫁3人貰えるなら頑張る

あぁ…走馬燈が見える…俺はしのぶに生き埋めにされて死ぬのか？

辛いなら今すぐ出してくれよ！こんな薬もう捨てるから！

おーい！しのぶー！腹減ったよー！…鈴は食えねえよー！惚れ薬なんて二度と使わないから今すぐここから出してくれよー(号泣)

暗いよ狭いよ怖いよー！ここから出してー！(チリンチリン…)

ごめんなさい、次は妹じゃなくて無関係な女性隊士で試すから許してくださーい