一緒に添い寝した日の朝、珍しくしのぶより先に目が覚めた
腕の中で眠るしのぶは…とても安らかな寝顔をしていた。
よく眠っているのに邪魔をしてはいけない…そう思いながらも少しいたずら心が出てしまった
(ちょんっ)
両腕は塞がっているので足の指でしのぶの足の指を突いたり摘まんだりする、手の指と同じで小さくて柔らかい指だった
しのぶ:…●●君、朝からなんの真似ですか?
●●:起きちゃったか
しのぶ:こんなことされたら、誰だって起きますよ。ほんといたずらっ子…なんですから
(今度はしのぶの足の指でぎゅーっと足の甲を摘ままれた)
●●:そろそろ、起きようか
しのぶ:まだ早いと思います…
●●:じゃあ…もう少し寝ていようか
しのぶ:はい…でも、ちょっかいはなしですよ?
足の指を絡める