義勇:胡蝶の様子はどうだ?
アオイ:相変わらずです、部屋に籠ったままうわ言の様に『私のせいで…』そう何度もつぶやいています。
義勇:そうか…栗花落はどうしている
アオイ:しのぶ様があの様子なので代わりに任務に就いています、本当はカナヲも辛いはずなのに……冨岡様良ければしのぶ様に会っていかれませんか?
義勇:胡蝶は強い女だ、俺の言葉など必要ない…それに……いや、悪いが俺も任務がある、また近々様子を見に来る
アオイ:…はい、次に来た時は出来ればしのぶ様に会ってください、同じ柱の冨岡様の言葉ならしのぶ様も耳を貸すと思いますので…
義勇:…考えておく、それとお前もちゃんと休んでおけ、その様子ではちゃんと寝ていないのではないか?
アオイ:……私は大丈夫です、大丈夫ですから…どうか、しのぶ様に…
義勇:わかった…
義勇:(今の胡蝶に誰の言葉が届くとも思えない…●●、お前は胡蝶の想いが分からぬほど愚かな男だったのか…それとも鬼と戦う道を奪った胡蝶への復讐のつもりだったのか?)
(どちらにせよ、自害など愚かなことを…)
しのぶ…俺が死んだら一緒に地獄に来てくれるんだろ?待ってるぜ…(えっ?俺のせい?俺のせいで廃人化しちゃったの?)