蝶屋敷から任務に向かう道中で隠と隠に背負われた隊士と出会った
背負われた隊士は酷い怪我のようだが、何があったのか尋ねると鬼狩りの任務でボロボロになった後に風柱殿に頭突きをかますわ、柱達や御屋形様の前で無惨を倒すと啖呵を切ったと聞いた
思わず笑ってしまった、笑いが止まらなかった、久しぶりに腹の底から笑った気がした
後藤:笑い事じゃないですよ!めちゃくちゃ怖かったんですから!
●●:いや、すまない…しかし、あの風柱殿に頭突きとは肝が据わっているというか命知らずというか…そういえば名を聞いてもいいかな?
炭治郎:竈門炭治郎です
●●:俺は××●●だ、よろしく。ところで…その箱、中には何が入っている?
(箱からは鬼の気配がしていた、陽の光の下とは言え用心のために刀に手を伸ばすと)
炭治郎:妹です!中には俺の妹が入っています!
●●:妹?そうか…ずいぶん小さな妹なんだな。
複雑な事情がありそうだな…
さて俺はこれから任務だ、蝶屋敷で療養するんだろ?生きて帰れたら色々話を聞かせてくれ。
炭治郎:あの人も柱なんですか?
後藤:ちげーよ、あの人は柱じゃねーよ。
炭治郎:じゃあ、柱のあの女の人…
後藤:胡蝶様か?
炭治郎:はい、あの人の旦那さんですか?
後藤:いや、それも違うけど…どうしてそう思った?
炭治郎:いえ、なんか似たような匂いがしたので…
後藤:…それは思うだけにしとけ、少なくとも胡蝶様の前では話すな。命が惜しけりゃな
炭治郎との出会い