童磨:いやぁ本当に今日はついてるよ、こんなに可愛くて美味しい女の子が来てくれるなんてね。
カナヲ:師範!
童磨:いま食事の最中だからちょっと待っててね。
それにしても今日の俺は本当についてる、柱の女…しかも、妊娠している女を食べられるなんて滅多にない。そのうえ双子なんて、こんな経験初めてだよ。
しのぶちゃんは知ってたのかな?
いや、あの感じだと本人は知らなかったぽいね。多分だけどまだ妊娠して2か月くらいかな?
カナヲ:(妊娠…?師範はそんなこと一言も……)
童磨:あっ、そっか…●●だっけ?あの隊士が父親なんだねきっと、少し前に戦って食べたって話をしたらしのぶちゃん、すっごく怒ったから恋人なのかなって思ってたけど…なんだ、そうだったのか~
ということは二人とも俺に感謝してるね
カナヲ:…は?なにを言って…
童磨:いや、だってそうでしょ?
みんな俺の中で生きてるんだよ、俺の中で家族が再会して、そのうえ俺と共に永遠に生きることが出来るんだよ?
それってとっても幸福なことだと思うんだ
そう言えばカナエだっけ?あの柱の女の子はしのぶちゃんのお姉さんだったね、残念だなぁ彼女も食べてあげればよかった、そうすれば彼女も家族と一緒になれたのに…まぁしのぶちゃん達だけでも一緒になれたから充分かな?
いやいや、良いことすると気持ちがいいねぇ。
君もどうかな、その髪飾りからしてしのぶちゃんの身内かな?君も俺に喰われて彼女たちに会いたくないかい?

カナヲ:ふざけるな!(こいつが奪った、全部!全部!私の大切な人を…!)
(童磨に斬りかかる瞬間、カナヲは白昼夢を見た、ありえた未来の…カナエにしのぶ、●●とその子供たちが笑顔で自分や蝶屋敷のみんなと楽しく食事をしている夢を…)
(目の前の鬼に奪われ二度と叶わぬ夢を)
(続きません)