(数時間前、しのぶの部屋でゴロゴロする●●)
しのぶ:●●君、することがないのなら自分の部屋で寝たらどうですか?
●●:することならあるよ、しのぶとお話がしたい
しのぶ:お話と言われても…そうだ、でしたらお話ししましょう。ちょうど新しい怪談を仕入れたんです
●●:夜も更けてきたので失礼する
(ガシッ)
しのぶ:お待ちなさい、失礼するんじゃありません。話をしたいと言い出したのは貴方じゃないですか
●●:怖い話はちょっと…
しのぶ:なにを情けないこと言ってるんですか、今回のはそんなに怖くないから大丈夫です、それに私はこの手の話を普通に楽しんでしまいますから、貴方のように怖がる人の反応も見ておきたいんです。
●●:勘弁して下さい、眠れなくなったらどうする…
しのぶ:……これから話すことは実際の話らしいのですが
●●:はじまってる?やめてくれ!マジで頼む!
しのぶ:●●君…怪談って話の途中で止めると駄目なんですよ、途中で止めたり聞くのを止めると…出る、らしいですよ。その話の物の怪が…
●●:嘘でしょ…
しのぶ:まぁ実際に出るのかは分かりませんが、中途半端に聞く方が恐怖が増すと思いますよ、ちゃんと最後まで聞けば案外怖くないと思いますし
●●:…そうかな
しのぶ:では、気を取り直して続きですが…
(中略)
●●:嘘つき!最後まで聞いたけどメチャクチャ怖いわ!むしろオチのせいで眠れなくなる!絶対に夢に出てくる奴だソレ!
しのぶ:怪談なんだから怖いに決まってるじゃないですか…はいはい、もういい時間なんですからお部屋に戻って寝ましょうね……部屋まで行けますか?
●●:馬鹿にすんなよ!自分の部屋に位行けるわ!
●●:…廊下、こんなに暗かったっけ……し、しのぶさん……あの…
しのぶ:はいはい、部屋までついていってあげますよ。
怪談話