●●:さて…そろそろ蝶屋敷に行く準備しないとな…今日は着物と隊服どっちにする?
しのぶ:今日は隊服にしましょう、義肢を付けて歩行の練習などする予定ですし
●●:了解、ちょっとお待ちを…
(手際よくしのぶを着替えされる●●だったが、しのぶのベルトを締める時に手が止まる)
●●:しのぶ…少し太っ
しのぶ:太ってません
●●:…いや、絶対に太っ
しのぶ:太ってません
●●:………ふくよか
しのぶ:になってません
●●:……俺は悪いことじゃないと思う、体の毒を解毒したのもあって最近血色もいいし
しのぶ:確かに…それはそうですけど……しょうがないじゃないですか、この体じゃ満足に運動できないんですから、それに●●君にも原因があるんですよ?
●●:えっ…俺?
しのぶ:そうです!あなたの作る料理が…その、美味しいから
●●:それ悪いこと?
しのぶ:それだけじゃありません、美味しいですけど毎回量が多いんです!
●●:それはだってしのぶが美味しそうに食べてくれるから、沢山作ってるのに!
しのぶ:作り過ぎなんです!確かに美味しくつい食べ過ぎてしまう私にも原因がありますが、それは出された料理を無駄にしたくないという思いもあってですね!とにかく明日からはもう少し自重してください!
●●:なんか納得できん…
しのぶ:それに…あまり体重が増えてはあなたにかかる負担も…
●●:そんな心配しなくていいのに…
しのぶ:あなたこそ…もっと食べないと駄目ですよ。
●●:…食べてるよ
しのぶ:以前より量が減った気がします…
●●:体を動かす量が減ったからだよ……それにしのぶみたいに太りたくないし
しのぶ:私は太ったりしません!
幸せな悩み