名前:胡蝶しのぶ

しのぶに怒られた回数78

いいね


深夜、自室で寝ていると布団がもぞもぞするので何事かと思い、中を除くと肌着姿のしのぶがいた



●●:しのぶ…?どうした…任務は大丈夫だったか


混乱した…何が起こっているのか理解が出来ず、これも夢なのかと思った


しのぶ:…任務は果たしました、私は無事です……ごめんなさい、こんなことをして…


●●:それはいいけど…その恰好は?服はどうした


しのぶ:…服は……隊服は汚れたので脱ぎました…明日ちゃんと洗濯しないといけませんね、一応体の汚れも落としたつもりですが…残っていたらごめんなさい


(しのぶの身体から僅かに血の匂いがした…)

(それ以上何も聞かなかった、今することは何があったか聞くことじゃない…ただ黙ってしのぶを抱きしめた、しのぶの身体は僅かに震えていた)

●●:朝までこうしている……安心して眠ってくれ


しのぶ:…ありがとう、●●君


しのぶ:(●●君の腕の中にいるととても落ち着く、彼の匂いがする…●●君の匂い…)

(人間の体臭というのは複数の匂いが混じった複合的なもので…彼からも色々な匂いがする)

(私は炭治郎君程鼻が利くわけではない、それでも●●くんの身体からする匂いの中にどこか私の匂いが混じっている…そのことが嬉しい、私も彼の一部であるような気がして…とても嬉しい…)

(あんなことが起こった後でも、ここに…●●君の腕の中の中にいる間は何もかも忘れて安心できる)
布団に潜り込まれる