深夜、自室で寝ていると布団がもぞもぞするので何事かと思い、中を除くと肌着姿のしのぶがいた
●●:しのぶ…?どうした…任務は大丈夫だったか
混乱した…何が起こっているのか理解が出来ず、これも夢なのかと思った
しのぶ:…任務は果たしました、私は無事です……ごめんなさい、こんなことをして…
●●:それはいいけど…その恰好は?服はどうした
しのぶ:…服は……隊服は汚れたので脱ぎました…明日ちゃんと洗濯しないといけませんね、一応体の汚れも落としたつもりですが…残っていたらごめんなさい
(しのぶの身体から僅かに血の匂いがした…)
(それ以上何も聞かなかった、今することは何があったか聞くことじゃない…ただ黙ってしのぶを抱きしめた、しのぶの身体は僅かに震えていた)
●●:朝までこうしている……安心して眠ってくれ
しのぶ:…ありがとう、●●君
しのぶ:(●●君の腕の中にいるととても落ち着く、彼の匂いがする…●●君の匂い…)
(人間の体臭というのは複数の匂いが混じった複合的なもので…彼からも色々な匂いがする)
(私は炭治郎君程鼻が利くわけではない、それでも●●くんの身体からする匂いの中にどこか私の匂いが混じっている…そのことが嬉しい、私も彼の一部であるような気がして…とても嬉しい…)
(あんなことが起こった後でも、ここに…●●君の腕の中の中にいる間は何もかも忘れて安心できる)
布団に潜り込まれる