(深夜 そっと布団を抜け出す●●)
●●:……
しのぶ:●●君?こんな時間にどうしました?
●●:えっ?!あっ…いや、その……ちょっと厠に
しのぶ:さっきも行ってましたよね?
…●●君、私達まだ籍は入れていませんが一応夫婦なのですから…遠慮する必要ありませんよ?
●●:な…何を言ってるんだ、俺は別に
しのぶ:……私じゃダメですか?こんな体の女を抱くのは嫌ですか?
●●:そんなことない!そんなこと…ある訳ないだろ、しのぶは俺にとって世界一の女性でしのぶと夫婦になれてこんなに幸せなことはない…しのぶが隣で寝ている、それだけで色々我慢できなくなりそうなわけで…
しかも、寝息とか凄く色っぽいし、少し服がはだけて肌が見えてて…そんなの見せられたら、もう…ね
むしろ問題なのは俺の方…俺の方こそ今の身体じゃ体力がなさ過ぎてしのぶを満足させられるか分からないし
しのぶ:そんなこと気にしてたんですか?
●●:そりゃ…気にするよ。
しのぶ:私は…そんなこと気にしません、あなたとなら…か、体を重ねるだけでも充分ですし…それに実際にしてもいないのに諦めるなんてあなたらしくありません!
●●:それは…そうだけど、じゃあ…その、いいのかな
しのぶ:わ…私はいつでも大丈夫です…
●●:いっ、いや!…やっぱり……今日はやめておこう、もう時間も遅いし…
しのぶ:なら、明日……します?
●●:うん…じゃ、じゃあそういうことで……おやすみ
しのぶ:おやすみなさい…
ドキドキドキドキドキドキ
●●:(明日…しのぶと…明日……まずい、今からすでに動悸が激しい、呼吸も……持ってくれ俺の身体)
しのぶ:(●●君と…明日…●●君と…な、なにを緊張しているんでしょう、今更生娘でもないのに、彼とは何度もしているのに…それなのに、こんなに胸が高鳴るなんて……なんだか眠れそうにありません)
(結局寝付くことが出来なかった二人でした、なお翌晩滅茶苦茶愛し合った)
夜の営みの前夜