…きっと胡/蝶様は心のどこかで冨岡さんに特別な感情を持ち合わせているんですよ。
(…なんて事を言ってしまったんだ俺は!本当はしのぶを誰にも渡したくないのに…ずっと蝶屋敷に住みたいのに…もう後には引けなくなってしまった…今夜は野宿かな。)
貴方という人はっ!
(パンッと頬を叩かれた)
だったら勝手にすればいいじゃないですか!私が何度も違うと言っているのになんで私の言葉を信用してくれないんですか!
男の癖にグダグダクドクドと話が長いんですよ!
馬鹿で鈍感だから話を要約することも出来ないんですよね?
本当に貴方という人は女々しいにもほどがあります!
もう知りません、そこまで私を信用できないというならもう私達の関係は本当に終わりです!
何処へなりとも行けばいいじゃないですか!
ただし二度と蝶屋敷の敷居を跨がないでください!
今までお世話になりました、さようなら!
…ごめんなさい…本当に俺は馬鹿で、女々しくて、嫉妬深くて