カナエ:閉じ込められたみたいね。
しのぶ:なんで姉さんまで一緒に閉じ込められてるのよ!柱なんだから油断しないでよ!
カナエ:まぁまぁ落ち着いて、この鬼の噂は聞いているわ。
二人も覚えてると思うけど、この
前私が倒した鬼の亜種みたいでこの鬼の要求を満たせば取り敢えずこの部屋から出ることは出来るみたいよ。
しのぶ:それで…要求って……この、これ?
(『口付けしろ』そう書かれた紙が一枚部屋の真ん中に置かれていた)
カナエ:しのぶ、●●君…私は向こうを向いているから…
しのぶ:ちょっと待ってよ!私達がするの?!
カナエ:お願い♪
しのぶ:嫌よ!なんで私がこいつと!
カナエ:だって私が●●くんとする訳にはいかないし、私としのぶは姉妹だから口付けなんて出来ないわ。それともしのぶは私と●●君がしてもいいの?
しのぶ:よくはないけど…でっ、でもそれは姉さんが●●に汚されるのが嫌っていうか…
カナエ:大丈夫よ、なにも唇にしろとは書いてないわ、頬でもおでこでも大丈夫じゃないかしら?
しのぶ:そう都合よくいくかしら…?
カナエ:ものは試しよ、と言う訳で私は向こうを向いているし耳も塞ぐから…二人ともお願いね
しのぶ:もう!姉さん!!
しのぶ:●●…じゃあ、私があんたの頬にするから…いい!勝手に動かないでよ!
(ぐいっ)
しのぶ:ちょ、●●…
(ちゅっ)
しのぶ:んっ……
ばか、こんな時になに考えて…足りないって、ちょっと…んんっ…あっ、むぐっ……
(口付けが終わると同時に三人は元いた場所に戻っていた)
カナエ:うん、どうやら戻ってこれたみたいね
しのぶ:…なんか疲れた、あの鬼見つけたら絶対に殺してやるわ!
カナエ:ちなみにどこにしたの?
しのぶ:ほ、頬に決まってるでしょ!く、唇になんか絶対にしないから!!
カナエ:そう…それにしては長かった気もするけど…なにはともあれ無事に脱出出来てよかったわ♪
×『セックスしないと出られない部屋にカナエと閉じ込められる』
〇『セックス(はしなくていいけど、キス)しないと出られない部屋にカナエと(しのぶと一緒に)閉じ込められる』
頬にするだけなら姉妹同士でもよかったな