任務が終わり久しぶりに蝶屋敷に立ち寄ると知らない女の子がいた。
なにを話しかけてもうんともすんとも答えてくれず、途方に困っているとカナエさんとしのぶがやってきた
カナエ:あら、●●君、困った顔をしてどうしたの?
しのぶ:●●!あんたカナヲになにもしてないでしょうね
●●:するかよ!てか…カナエさん……この子なんですがご親戚の子か何かですか、話しかけても応えてくれなくて
カナエ:その子はカナヲ、私達の新しい家族よ。しのぶが人買いの人から買ったの
●●:へぇ…人買いから……はぁ?!しのぶ、お前…
しのぶ:違うから!いや、違わないけど!あんたが想像しているようなことじゃないから!姉さんも誤解を招くようなこと言わないでよ!
カナエ:でも、本当のことよね?
しのぶ:いや、そうだけど…買ったって言うか、助けた…そう!人買いから助けたのよ!
●●:ふ~ん…
しのぶ:信じなさいよ!
●●:信じてるよ…どーせ、カナエさんが原因でしょ?
(ヒソヒソ)
しのぶ:まぁ…ね、人買いが連れ歩いてるのを姉さんが声をかけて…人がいいんだから
カナエ:聞こえてるわよ、二人とも
しのぶ&●●(ドキンッ!)
カナエ:まぁとにかく…カナヲ、この人は××●●君、これから貴方のお兄さんになる人よ
しのぶ&●●:えぇ!?俺(こいつ)が?!
カナエ:あら、さっき言ったでしょ?私達の妹だって
●●:なるほど…
しのぶ:姉さん…こいつを弟扱いする必要はないってば
カナエ:じゃあ、私の義弟でカナヲの義兄かしら?
しのぶ:そうはならないから!
カナエ:とにかく、●●君もカナヲに挨拶して
●●:はい…えと、そう言うことらしいから…まぁこれからよろしく。あんま自信ないけど立派な兄貴になれるように頑張るよ……えーと、飴食べるか?ほら、全部あげるよ。好きなだけ食べていいからな
カナヲ:(じー…コクン)
カナエ:あっ、見ていまカナヲが笑ったわよ♪
しのぶ:えっ…そうは見えなかったけど…
カナヲとの出会い