人にこんなものを残しておいて今度は自分にもですか?
まったく本当にわがままなんですから…これからすることは誰にも言わない、痕も誰にも見せないでくださいね。
ちょっとしゃがんでください、加減が分からないので痛かったら言ってください
(しのぶは先ほど自分がされたように詰襟のホックを外し頸筋を指先で撫でてから唇を当ててきた)
(柔らかな唇の感触や噛まれたり吸われたりして…なるほど、しのぶがさっきどんな気持ちだったのか少しわかった、これは言葉では言い表せない)
はい、終わりましたよ。うん、私と同じような痕が残ってますね。
これで貴方は私のです、私が貴方のものであるように…
こっちは大丈夫じゃないかもしれないから、同じように付けて欲しい