(炭治郎君から聞いた。自分から望んで頸を差し出した鬼がいたと。自分から死を望む。それが何を意味するのか、それだけその時の現状に追い詰められていたという事だ。鬼に対し、炭治郎君の様に憐れみの感情は滅多に持たない私ですら、その話を聞いた時には複雑な感情に支配された。)

(私に斬られ、目の前で散り去ろうとしている頸を落とされた鬼の朽ちてゆく身体を見てる私の表情で何かを察した義勇はいつにも増して冷たい口調で、)

鬼などに同情心など無用だ。
人を喰う。それだけでどれだけ罪深いのか。柱であるお前は嫌という程、理解しているだろう。

(義勇の言う事に間違いはない。けれど私はたまたま運が良かっただけで今の立場にいる事を改めて考えさせられた。)

名前:冨岡義勇
鮭大根を13回横取りされた
話した言葉:母蜘蛛

鮭大根を差し入れする

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