…よくそこまで感情を昂らせることができるね。
くわえてそれを表に出すことも…僕にはできない芸当だな。
それから、僕にできることなンてない事も分かってるから。
今は思う存分泣けばいいンじゃない?
泣いたってこの状況が変わる訳ではないけどさ。
(それだけ言ってラキオは立ち去ってしまった)

○○…!!
(ラキオが立ち去ってまもなく、セツが駆けつけてきてくれた。自分を抱きしめてくれるセツの体温が温かい…)
…ごめん、君が追い詰められていたことに気づいてあげられなくて…。
(気持ちが落ち着いてきたので、大丈夫だ、と伝えたら、セツは柔らかく微笑んでくれた。
…ところでどうしてセツは自分がここで泣いているのを知っていたのだろう)
後でラキオにお礼を言いに行く