○○…っ!!
(目を開けるとまず見えたのはセツの不安げな顔だった。
辺りをみると、何人かいて、心配そうにこちらを見ている。
…確か、めまいを覚えて…もしかして、ループかもしれないとそのまま身を預けたが、よく考えればなにも終わっていないのに、ループするはずがなかったので、普通に倒れてしまっただけらしい。)
…どこか痛いところや気分の悪さとかは無い?
(とりあえず大丈夫だと頷いた。)
…ああ、よかった……君は、ラキオと話している最中に倒れたんだ。覚えてる?
それで…シピが君を医務室に運んでくれて、コメットが私やみんなに知らせてくれて、ステラがメディカルポッドを起動してくれた……
(その言葉通り、あたりを見ると、シピ、コメット、ステラがいて…)

「ああ、目が覚めたンだ。
じゃぁ、そのままコールドスリープして貰おうじゃないか。」
(扉の方からラキオもやってきた)

……ラキオ…さっきも言ったけれど、ここで○○に眠ってもらうメリットはないし、こうして目を覚ましたんだから、その必要はもうないと私は思うけど。
コメット「そうだな!無理して嘘ついてる感じもないし、もう大丈夫だろ!」

眠ってもらうメリットは無くても、ここで起きていてもらうデメリットならあるンじゃない?
こうしてまた倒れられても面倒だし、今は平気そうでもまた再発する可能性もあるンだ。
無理やり起きててもらって不調の状態で議論に参加させたところで、なにが得られるンだい。
だったら、グノーシアの排除が完了した後にでも、起こしてやった方がずっと効率的だろう。
シピ「まあまあ、とりあえず○○が目を覚ましたんだし、そうピリピリすんなって!」
ステラ「…まずは○○様の検査が先と思われます…。一応、大丈夫とは言ってらっしゃいますが念のために…」
体調不良なのに参加させたら余計辛いだろうって、心配してくれたんだよね?ありがとう