(シャワーで汗を流そうと浴びていると扉の向こうから話し声が聞こえてきた)
「わっ……!ラ、ラキオさんまたあなたはそんな恰好で…!」
「何か問題でもある?」
「い、いえ…僕、はまあ…大丈夫ですけど……その、女性もいますし…」
「僕は汎だけど」
「か、身体は男性じゃないですか…!そ、それに……女性側が、あなたの事、『そういう目』で見てくるかもしれない、とか思わないんですか…?」
「そうだとして、何も問題はないンだけど?」
「………そうですか……恐くないんですね…あなたは…そういう、好色の目が…」
「まあ、そうだね」
「……実際体験したら、分かりませんよ。そういう目で見られる経験がないから、そう言ってられるだけかも…」
「○○からは散々、君の言う「そういう目」で見ている節の事は言われてるけど」
「言われてるんですか!?っていうか○○さんもラキオさん本人目の前に言ってるんですか?!」
「うん」
「…………そう、ですか…じゃぁ、僕からはもう何も……」
(なんだかしれっと恥を暴露されてる)
ちょっと!レムナンに言う事ないでしょ!(ガチャッ)