相手を指定したうえで、その相手に抱いている不信感や怪しんでいる旨を主張、指摘する行為だね。
指定した相手の心象を下げたり、ヘイトを与えたりする役割がある。
ちなみに、君が意識しているか分からないけれど、同じ「疑う」でもいくつか種類があるンだ。
それによって、与えられるヘイトの効力も変わってくるンだよ?
もちろん使い分けをするには、ある程度の【
ロジック】を有している必要があるけどね!
まあ、立派な思考能力があれば、使い分けなンて自然とできるものだろう?
………ああ、当然、これで終わりはしないよ。
「疑う」の種類についても教えてやるから、しっかりとその頭に叩き込むンだね!
・根拠のない「疑う」初日の場合や全く根拠がない場合に表明する「疑う」だ。所謂『好みの問題』ってやつだね。その性質上、その疑いを向けた相手からも当然嫌われることになるよ。
・根拠や判断材料は揃っているが、明確な理由が分からない「疑う」これはロジックの低い連中におきがちだね。なんらかの根拠があるはずで、怪しいと思っているはずなのに、その原因が本人ははっきりわからず、説明ができない。
『なんか怪しいけど、その理由をうまく説明できない』っていう状況で出てくる「怪しい」というタイプの「疑う」だね。
・信用から一転して、不信感を抱いた場合の「疑う」協力関係や信用関係を築いていたにも関わらず、何かしらの根拠や判断材料を元に、不信感を抱いた場合に発することができる「疑う」だ。協力関係や同盟関係を破棄することになる分、リスクも高いが、効果も高いものになる。
・明確なデータをもとにした「疑う」これは僕も発することの多いタイプの「疑う」だね。襲撃や報告なンかのデータをもとに、“あくま"で確率論的に発する「疑う」だ。ロジックに基づいている性質上、疑いを向けた相手からは嫌われにくいものにはなっているけれど、データが出揃う終盤あたりまでは、真偽を問わず報告内容に左右されるところが玉に瑕、かな。
・ある人物への不自然なほどの信用に対する「疑う」議論をしていく上で形成された派閥が大きなものになっている場合に発せられる「疑う」だ。他にも、その派閥に属する人物の意向が色濃く投票結果に反映されすぎている場合もね。
『■■を信用しすぎるのは危険だ』と警告するンだ。
・消失結果をもとにした「疑う」襲撃された人物から導き出す「疑う」だ。被襲撃者が前日に誰に投票していたか、誰と敵対していたかを参照して疑いをかける。『■■が襲撃されたという事は、疑わしいのは仲の悪かった△△かな?』といった形だね。
・疑わしい点を明確に指摘する「疑う」これは状況に応じて内容も変わるものになるね。ただ、一貫しているのは高いロジックを要するってことだ。もちろん、その分、「疑う」の中でも効力は強力なものになる。
・寡黙、潜伏している相手に対する「疑う」極端に発言が少なく、潜伏しているように見える相手を対象に発することができる「疑う」だ。
・多弁相手に対する「疑う」極端に発言が多く、注目度が高いけれど、他に疑う点が無い人物に発することができる「疑う」だ。またの名を『うるさい』。やたら目立って多弁な奴っていうのは、疑わしい点はなくとも、『うるさい』って思わず言いたくなるよね!あはは!!
どう?頭に詰め込めたかい?
思ったより多かったンじゃないかな?
これを使いこなすことで、より議論を円滑に進められるといいンだけどねぇ……果たして、期待してもいいものかな?あはは!