生きとし生ける者は死したる後、躯は大地の棺に眠り魂は天の果て静かの園へと召される。
その魂が昇天を拒み棺桶より這い出る時、所謂幽霊となり化けて出る訳だ。
多くは死の直前に抱いた憎悪や悲嘆の余り、その決して晴れぬ無念の鎖が己の魂を現世に縛り付けるのさ。
稀に生前帯びた使命や交わした約定を果たさんと、強固な意志を以て死の安らぎを拒む魂もいるよ。
全ての幽霊が悪しきものとは言わないけれど、世界の理に反する存在だけに余り良い顔は出来ないね。
君に予め釘を指しておくけれど……くれぐれも化けて出ない様に。
怖いの?
名前:白のラスベルタ
行きて帰りし11回目の旅路
話した言葉:幽霊
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