元来、人は光と闇の交互を行き来する振り子の定めを持つとされる。
光に満ちた眩き世界も闇に沈んだ昏き世界も、人は歩み続ける事叶わぬからね。

……それでは、堕落とは何だろうか?闇への転落こそ堕落と思われがちだけれど、正道が常に光で照らされている訳ではない。
闇の従僕となる者も光の奴隷となる者も、皆等しく堕落と言えるのではないだろうか。

私が知る一人の魔法使いも、光に目が眩み心灼かれた果て――光の中に融け堕ちた。
名を歴史より葬られ、全ての史書より記録抹消の刑に処された魔法使い。この塔に纏わる全ての始まりとなった我が友さ。

名前:白のラスベルタ
行きて帰りし11回目の旅路
話した言葉:堕落

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