「えー…この小さいハンカチ、3000円もするんだ」

圭「ハイブランド物は大体そんなものだよ
ブランド自体に付加価値がありまくるからね」


「ハンカチでこの値段となると、服とかになると数万円は下らなそう
えぇと、大体バイト2週間分くらい…」



圭「高級ブランドも良いんだけどさ

千花姉ぇはどんなものでも喜んでくれると思うよ?」


「そう…は言ってもさ
藤原先輩にプチプラのファッションアイテムを贈るのは失礼にあたるし

値段がすべてじゃないのは分かってるけど、やっぱある程度は…」


圭「四宮さんが別次元過ぎるから目立たないけど、千花姉ぇも超お嬢様だからね
趣味が海外旅行という、私らとは住む世界が違う人だから

でも千花姉ぇは●●兄ぃが贈ってくれたプレゼントなら、なんでも喜んでくれると思うよ?」



「え…?」

圭「ランチを奢ってくれたお礼に教えてあげるけど
私千花姉ぇや萌葉と買い物とかする時、結構●●兄ぃの話題出すこと多いんだよ

だから…にぶちんの●●兄ぃでも、どういうことか分かるでしょ?」



「………」


RA.6④