「エリートの優くんと仲良くなれて、生徒会の人たちを紹介して貰って

話としては聞いていたけど、藤原先輩が本当に書記の仕事をしていたのを見たときは驚いた」


石上「あー懐かしい
丁度、渚翼カップルが誕生した頃のことだったよね」


「あ、あの二人と同期だったのか

でも、そこで藤原先輩と久しぶりに会って、色々話を出来て…仲良くなることが出来た


それに、混院出身なのに、多くの生徒から慕われる白銀会長や、エリート中のエリートの上、万能の天才の四宮先輩と出会えて

俺が如何に甘ったれていたのかが、よく分かったよ


それから、徐々にクラスメートと打ち解けることが出来た


…本当に、優くんには感謝してるよ」


石上「……本当、ピュアだねぇ、○○くん」

ピュアはやめてくれ






石上「○○くんが僕にそこまで感謝してくれてるとは、本当に思わなかったよ

僕も、周囲の女子から嫌われまくってた僕と普通に接してくれる○○くんには感謝してるんだよ」


「えっ、そうなの」

石上「うん、だからさ…


藤原先輩への告白、成功することを願ってるよ」


「…ありがとう


あのさ…一つ聞いていい?」


石上「えっ?」


「告白って、どうすればいいの?」


RA.20⑨