「はぁはぁ……や、やっと見つけた!!」

マキ「えっ!わ、私!?

(…あそっか、私が居て当然だった)」


「いや違っ! 俺はマキちゃんであって、でもマキちゃんじゃないんだ」

帝「俺…ってことは、もしかして…」

マキ「翼…くん?」


翼「そう、そうなんだ!
何でか分からないけど、朝起きたらマキちゃんになってて…って、もしかしてそこの俺は、帝くん?」


帝「正解
姉貴にかなり長時間揺す振られたので、体が戻った時障害残ってるかもしれないよ?」


翼「え、あねき…?

ってことは、そこにいる渚はマキちゃんなの!?」


マキ「そ、そうよ…


……あははは
田沼ってば、私になってるじゃん 超ウケル!


翼「わ、笑いごとじゃないよ!

渚は!渚の精神はどこに行っちゃったんだよ!!」


帝「(この流れだと、多分俺の体に渚ちゃんが……なんか面倒なことになりそう)」


RA.14⑦