「やっぱできねぇぇ!!!」


駄目だ…俺には出来ない
こういう状況下であっても、気になる女性の服を脱がす行為なんて…いや、今気になる女性が自分自身なんだけど!

無理だ…着替えられない


(ガチャッ)





萌葉「何奇声を上げてるんですか!!

もういい加減、来て下さい!!
遅刻しちゃっても知らないですよ!?」



「も、萌葉ちゃん…お願いがあるんだ」






萌葉「着替えさせて欲しい!?

な、何素っ頓狂なこと言ってるんですか!姉様高校生ですよね!?」


「いやその…色々な事情があって…

あと…アイマスク的なものも貸して欲しい」

萌葉「何のプレイなんですかっ!?

中学生に変なことやらせようとしないで下さ…」



「お願い…萌葉ちゃんしか頼れないんだ……」


萌葉「……あーもう!

今日の姉様は何かヘンですね!奇声を上げたり、甘えてきたり…
仕方ないから着替えさせてあげます! ただしアイマスクのプレイは駄目です!」


「分かった…じゃあ目を瞑る…」



RA.13④