「でも、何で俺に頼むの?

圭ちゃんとかに頼めばいいじゃん」


萌葉「圭ちゃんにもお願いしました!

でも、断られました
まあ明日にでもお仕置きしますが、その前に●●くんにお願いして、確約を取りたい訳なんです」


「怖…藤原先輩は?」

萌葉「姉様含め、生徒会メンバーから伝えさせるとなると、わざとらし過ぎるでしょう

反抗期の圭ちゃんや、そこまで白銀会長と接点のない●●くんからの意見だからこそ、リアリティが増すのです

そんなことも分からないんですか?バカですか?


「酷っ
そんなこと言うなら協力してあげません」


萌葉「ふふふ、そう言ってくると思いました

ただ!私には必ず協力させるための秘密道具があります
これを用いれば、●●くんは頭を垂れて、私に『協力させて下さい!萌葉様』と懇願することになるでしょう」


「ふっ…そんなあっさり篭絡されるような俺では」


萌葉「『姉様の秘蔵写真』」

「やります!!!」


RA.10④