萌葉「●●くんには、白銀会長に私のいいところを伝えて欲しいのです!!」

「って…何で?」

萌葉「分からないですか? 私の完璧なオペレーションが

白銀会長の私への好感度を爆上げするためです

私の口からではなく、第三者からの意見というのがミソなんです」


「それって、わざとらしく思われないかな」


萌葉「ふふっ、その辺りは●●くんが上手くやって下さい

例えばー

『萌葉ちゃんがゴミ拾いしてた』とか『お年寄りに席を譲ってた』とか

そういうのでいいんです!
あんまり大きなことだと、嘘っぽくなっちゃうので

こういうことを小刻みに伝えていくことによって、白銀会長の私への好感度が高まります

そして、私のことが好きになるのです!!」


「なるほどー…理には適ってる…か?」


RA.10③