「え…えぇっ!!??


ななな、何でそれ、じゃなくて!!す、好きじゃねぇし」


小野寺「やっぱ好きなんだな」

「だ、だから……あっ
石上ぃ!! あいつ言いやがったなっ!!! つばめ先輩の意趣返しで!」


小野寺「あ、いや別に、石上が言った訳じゃねーよ

何となくそうなんじゃないか、って勝手に思っただけ」







「…好きかどうかは分からない
こういう想いした経験無いから…」


小野寺「へ~、間違いなく好きじゃん」

「……どっちにしても、藤原先輩には言わないで! お願いします!!」

小野寺「そんな卑劣なことしないから、安心しなよ


大仏さんとも話したことあるんだけど

藤原先輩に告白できるよう、お膳立てしてあげよーかなって思ってさ」


「えっ、お膳立て」

小野寺「うん
藤原先輩が気に入りそうなプレゼント教えてあげたり、それとなく好感度アガるようなこと伝えたり」


「……なんで、そこまでしてくれるの?」

小野寺「なんで…って


お似合いっぽいじゃん、二人」


「そ、そうかなぁ♪」

小野寺「そうじゃないかも」

「どっちだよ!」


小野寺誕生日2020⑧