かぐや「○○くん…だったかしら


ありがとう

あなたの純な気持ち、十分私に伝わりましたわ


嫁…となると流石に急ぎ過ぎじゃないかしら
勿論、それ程までに想ってくれるというのは嬉しいんだけど


だから…まずは友達から始めましょう

少しずつ距離を詰めていって…恋人関係になって…夫婦関係
そうなれる日が、きっと来る筈よ


ふふ、不束者ですが

よろしくお願いいたします






(会長…あなたの目論見は全部お見通しですよ

彼を差し向けることにより、巡り巡って私の気を引くという作戦なんでしょう
ここで私が彼の発言を無碍に扱ったら、『私は会長という心に決めた人がいるから、冷たく扱った』とい喧伝しているようなもの


…けど、それは諸刃の剣ですわ

もし私が彼の発言と真摯に向き合ったとしたら
彼は会長の差金だったとしても、私の誠実さを見て本気で好きになってしまう
もし私が満更ではないという態度をとったら…


会長、いいんですよ

隠れたりしないで、そろそろ出てきてくれて


『待て!○○!

四宮は俺の嫁だ!』


その台詞を発してくれればいいんです

会長…私は


全部お見通しなんですから」





[このあと滅茶苦茶会長が落ち込んでた]
四宮先輩…