『…っ!』

私は強く瞳を閉じた

…大丈夫。あの声は幻聴なんかじゃない。


この絶望した世界の中で

過酷そのものが溢れたこの世界で


私に あの子がいなくても 

この世界で生きる 前を向いて歩く事を

勇気付けてくれた


あの人の声だから


…私は、貴方の声を信じるよ。











○○くん…っ!





『ガァァァァァアアア!!!』









…でも、本当は…





とても怖いよ……
目を瞑ってろ!りーさん!!!